眼瞼下垂

瞼が下がってきて、眼が小さくなりました。

年齢とともに上まぶたの皮膚がたるんできたり、瞼を持ち上げる筋肉が弱くなってくるために、眼が開きにくくなった状態です。
生まれつきの場合もあります。またハードコンタクトを長く使っている方にもよくおこります。
疲れやすかったり、見にくくなってきた場合は手術で治します。
野田実香先生にお願いして、金曜日に手術を行っています。

手術前

手術後

睫毛内反(逆さまつ毛)

睫毛が眼の中に入ってゴロゴロします。

子供の場合は成長して治ることがあるので3歳ぐらいまで様子を見ます。
老人では、眼の周りの筋肉がたるんで逆さまつげになることがよくあります。
黒眼を傷つけるので程度が強い場合には手術で直します。

睫毛内反(逆さまつ毛)

麦粒腫(ものもらい)

瞼が腫れてきました。痛みがあります。眼脂もでます。

瞼にある涙の分泌腺に細菌が感染して起こります。
治療は抗生物質の点眼・軟膏・内服で、黄色く膿んだ時には切開して膿を出すと早く治ります。

流涙症

涙の通り道が詰まっていると言われた方へ

涙道(鼻涙管)という涙を眼から鼻に流す管が狭くなったり、閉じたりしているために、涙が多くなったり、めやにが増えたりします。

原因

もともと鼻涙管が細い又は閉じている、ドライアイ、アレルギー性結膜炎、点眼の使用、鼻炎、耳鼻科や口腔外科の手術、プール、抗がん剤の使用などがあげられます。

治療・手術

狭窄している部位を開放し、涙が鼻に流れるようにします。
まず涙道内視鏡を使って、涙道内を検査します。
検査の結果狭窄や閉塞している部分があれば、簡単な手術を検討します。
手術は内視鏡を見ながら狭窄している部分を広げます。広げただけでは、すぐにまた閉じてしまうため、「涙管チューブ」という管を留置します。手術は30分弱です。
チューブは2~3か月程度で抜きます。また閉塞部が開けられない場合は、他の手術方法を検討します。